太陽の輝いて見える表面を光球といいます。光球を天体望遠鏡で見ると、黒いシミのような黒点を見ることができます。
黒点にはいろいろな形がありますが、少し大きな黒点は黒い部分とその周りに薄黒い部分があるのが分かります。
黒い部分を暗部、薄黒い部分を半暗部といいます。 光球の温度は6000度ほどありますが、黒点の暗部は4000度
くらいです。周りに比べ2000度ほど温度が低いので、黒点は黒く見えるのです。
黒点は、単独のもの、双極のもの、半暗部があるかないか、広がりが何度かによってA,B,C,D,E,F,G,H,J型に分けられ
ています。この分類をチューリッヒ分類といいます。
黒点の観測の一つに、黒点相対数を求めることがあります。これは、黒点の集まり(群)に重点を置き、群を10倍し
それに黒点の暗部 の数を足します。これを毎日観測から求め、グラフにすると、黒点が平均11年の周期で増えたり
減ったりすることが分かります。
太陽は、表面を見ることのできる唯一の恒星です。そこで、太陽の観測は他の恒星を研究する上でも重要なことです。

上の写真の黒点の拡大2003/10/27 9:57(JST)

肉眼でも見えた大黒点 2003年10月27日

黒点