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〜身近な実験〜
実験6 小麦粉でガムを作ろう

≪どんな実験?≫
 昔の子供たちは、ガムの材料が不足してガムが食べられないときに、小麦粉からガムを作って食べていたんだ。
 この小麦粉ガムが何で出来ているのかを調べながら作ってみよう。

【実験の注意】
 ☆この実験ではガムを作るので、手や道具はきれいにしてから実験をしよう。
 ☆うがい薬を入れた、小麦粉とガムは食べないこと。

<必要なもの>
材料 道具
小麦粉…小さじ3杯 ボウル
食塩水…水30ml+食塩小さじ1杯
茶色のうがい薬(ポビドンヨードを含む物)

実験しよう
ボールに小麦粉をいれて

@小麦粉に、うがい薬を数滴落として色の変化を見てみよう。

Aボウルに小麦粉を小さじ3杯と食塩水を小さじ1杯と少々加える。

B小麦粉をよくこねる。その後、丸くまとめる。

C約1時間置いておく。(ここで置いておく時間を短くすると、ガムの弾力性がなくなってしまう。)

D蛇口から少しだけ水を出し、手の平で小麦粉のかたまりをこすりながら水でよく洗う。

(徐々に水をかけても溶けない、ぶよぶよとしたかたまりが残ってくる。かたまりから、白くにごった水が出てこなくなれば出来上がり。)


初めは小麦粉のかたまりをてでゆっくりこすろう 少しずつ、ぷよぷよしたものが出てくる 白くにごった水が出なくなるまでこねよう
初めは小麦粉のかたまりをゆっくりこすろう。 少しずつ、ぶよぶよしたものがでてくる。 白くにごった水が出なくなるまでこねよう。


F出来た小麦粉ガムを2つにわける。片方はうがい薬を数滴落とし、色の変化を見てみよう。


Gもう片方の小麦粉ガムは食べてみよう。

H実験@とFのうがい薬の色の変化から何がわかるかな?

(なぜ?どうして?)
 小麦粉は主にたんぱく質とデンプンで出来ている。小麦粉にうがい薬を落とすと紫色になって、小麦粉ガムにうがい薬を落としても色の変化はなかったね。それはデンプンが水に溶けるため、水で小麦粉を洗うとデンプンが流れてしまうからなんだ。ということは、残った小麦粉ガムはたんぱく質で出来ていることがわかるね。小麦粉に含まれるたんぱく質をグルテンといって、グルテンが小麦粉ガムの正体なんだ。食塩水を小麦粉に入れたのは、グルテンの弾力性を強めるためだよ。

 

コンテンツ作成協力 渡辺淳一

参考文献
「化学が好きになる実験」 宮田光男 裳華房